高雄人の私にとって、2020年はとてもめでたい1年です。
実は今年は「高雄」という都市が「高雄」になった100年目です‼
Happy birthday to 高雄!
高雄名前の由来…
はい、というわけで、
「何を言っているのか」と思う方がたくさんいらっしゃると思いますが…
実は1920年まで、「高雄」はこの名前ではありませんでした。
この名前をくれたのは当時台湾を統治していた日本です。
それでは高雄の名前の由来を紹介します!
「Táⁿ-káu」から「打狗」へ
一番昔、高雄は「Táⁿ-káu」と呼ばれました。
「 Táⁿ-káu 」は台湾原住民 Makatau 族の言葉で、竹林の意味だそうです。
中国移民が初めて高雄の方に来て、
この年の名前を知りたくて、ここに住んでいる原住民に聞きました。
しかし原住民はもちろん中国の方言が分からず、戸惑っていました。
そこで中国人は動きで分かってもらおうと思い、指で回りを差しました。
ちょうど竹林の方をさしてたので、原住民は竹林を聞いてると勘違い、 「Táⁿ-káu」 と答えました。
中国人は都市の名前が 「Táⁿ-káu」 と勘違いしました。
漢字を使う国(中国)から来たので、発音から「打狗」という漢字を当てて、
それからず~~~~~~~~っと 「打狗」でした。
「打狗」 から「高雄」へ
1895年に、日本人がやってきました。
うん?この場所の名前は 「打狗」???
犬を叩く ???
「この大きくて、立派な都市にふさわしくない名前だね」と政府の人は思ってました。
しかし現地の人は既にTakaoという発音に慣れ、変えるのも何なんですから、
「打狗」の発音に近くて、日本の名所でもある「高雄」という名前に変更しました‼
漢字から見ると、「高い英雄」、それも立派な意味が含まれています!
そして今になって、高雄は「Takao」ではなく、「Kaohsiung」の発音になってるのは、高雄の中国語の発音だからです(笑)
2020年が100周年となりました!
「打狗」 から「高雄」に変えたのが1920年で、
2020年がちょうどう100年目になりました!
改めてもう一度、
「高雄」、100歳おめでとうございます。
ちなみに、日本の京都にも、兵庫県にも「高雄」という場所があるそうです‼
日本と台湾とのつながりを感じますね。
もしかしたら高雄人の私が関西の大学を選んだのも…
この縁があったからかもしれません。(なーんてね)
ぜひ今度高雄に遊びにいらしてください。
またた~~くさん、面白い歴史の話を教えたいと思います。
それでは今月は高雄の名前の由来でした~
「高雄」、100歳おめでとう!(高雄という名前の由来)
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