やっほ~食べるのが大好きなKimiです!
台湾にはさまざまなB級グルメがありますよね。
同じ食べ物でも、呼び方や作り方、
実は南部と北部に差があることは知ってましたか?
知らない方も多いと思います…
だって台北ばっかり行く人(はい、そこのあなたです!)は多く、
南部バージョン食べたことないかもしれませんね。
ということで、台湾グルメで、北と南の違いについて紹介したいと思います!
まずは…
粽(ちまき) aka 粽子(ゾンズ)

「粽」といっても、台湾の各地方によって作り方や具材、味はいろいろあります!
大きく「北部粽」と「南部粽」に分けて紹介します。
「北部粽」:お米と食材をまず鍋で半熟まで炒めてから葉っぱに包むので、南部粽より香ばしくて、お米の一粒一粒が食べれて、歯ごたえがあります。そして味付けも濃いめ。
「南部粽」:食材は炒めるが、お米はお水につけるだけ、生で包むので、北部粽よりあっさりしていて、食材のそのままの味が楽しめます。
私個人的は…南部粽が好きです!
そもそも粽に食材をたくさん入れるので、それぞれの味をしっかり楽しみたいなら、南部粽をおすすめしますよ~
肉圓(肉団子) aka 肉圓(バーワン)

肉圓と言ったら、日本の皆さんがお馴染みの「千と千尋の神隠しのあのシーン」を先に浮かぶでしょう。
YES、これです。

「千尋の両親が無作法に料理を食べるあのシーン」です。
そのぶよぶよの謎の食べ物の正体こそが肉圓!という噂があったのですが、
ジブリの公式の回答は、「謎のプニプニ=肉圓」ではなかったと…
まあ、それでも肉圓は台湾のB級グルメです。
私も肉圓が大好きだけどさすがに2個も食べるとお腹がいっぱいになります…
台湾肉圓の発祥地は「彰化県」と言われます。
1898年にひどい水害が発生しました。
その時、神様のお告げでお寺で働く范さんに肉圓の作り方が渡されました。
YES、本当に神様が教えてくれましたよ。
台湾ではこのようなことはたくさんあります。
また今度台湾の宗教や、神様はどうやってメッセージを伝えるかを紹介します。
はい、では「北部肉圓」&「南部肉圓」の違いは何でしょう。
「北部肉圓」:円いお茶碗の中に入れて、そのまま蒸す。できたらお茶碗から出して揚げます。揚げた肉圓にハサミで大きなXを切り、ソースをかけて完成。
「南部肉圓」:最初から丸い形にしてから鍋に入れて蒸す。できた肉圓をそのまま出して、ソースをかけて完成。

上記の写真は南肉圓vs北肉圓 蒸す前の写真です。 Photo credit: 自由時報
個人的には北肉圓の食感が好きです…でも揚げたらカロリーがさらにUP…
豬血糕、米血(ズーシエガオ)

台湾グルメの中で、豬血糕(ズーシエガオ)が苦手な日本人は少なくありません。
見た目とワイルドな名前から、どんな食べ物か想像がつくでしょう。
Yes、もち米に豚の血を加えて固めたものです!
「うわ~なにこれ」と思う人もいるかもしれませんが、
実は食べると、もち米の味しかしませんよ~笑
さて、豬血糕の食べ方も北部、南部に差があります。
「北部豬血糕」:蒸してから、細長く、板状のソーセージのように切り、醬油膏(とろみ醤油)を全般的に塗り、ピーナッツバターとパクチーをかけたら完成。
「南部豬血糕」:蒸してから小さく切り、生姜と醬油膏(とろみ醤油)で召し上がり!
個人的にはどっちの食べ方も好きですが、
夜市なら北部豬血糕がいいですね、持ちながら食べれますから~
お店でだと南部のがいいです。色んな調味料と楽しめますから~
終わりに
以上紹介したグルメに、
台湾南部と北部の違いがあるとは言え、
台湾は小さい国ですから~台北でも南部バージョンが食べれたり、
高雄でも北部バージョンが売ってたりしてますよ。
今度食べるときに、どこのものなのか、見てみてくださいね。
グルメについて色々書きたいと思います。またぜひ読んでください!
Ps.一番最初の絵は親友が描いてくれました!
彼女のTwitter、興味ある方は是非フォローしてね
いいと思う方はシェアしてくださいね~